「○○性」「○○化」という言葉遣い
自分は「○○性」「○○化」という言葉遣いが結構好きである。いろんな具体例がひっくるめられていて、一言で5点セット・10点セットプレゼントした気分になるからだ。 でも、これが伝わりづらいことに気づいてきた。
反復性のある手順は資料化してアクセス容易性の高い場所に置いてください。
とか言うと「何をすればいいんですか」と言われやすいことに最近気がついてきたのだ。
でも、だからといって
今教えてくれた話、他の人も必要かもしれないからどこかに書いてURL共有して
と伝えると「次に教えてくれる話」はどこにもシェアされず終いだったりする。
「ドキュメントを書きましょう」の話であれば、自分や他の誰かが残してくれたドキュメントにお世話になったり、自分が教える手間を省けた体験が無いとダメなのかもしれない。自分はドキュメント書け書けとうるさく言われたり、辞めた人が残していってくれたものに感謝しているうちにいつの間にかドキュメントジジイになりつつある。
500回教えられないと人は覚えないという話を読んだことがある。
これは恥ずかしながら自分もそうで、新卒の頃は先輩方には繰り返し繰り返し教えてもらって、その度初めて知ったようなアホ面を晒していたのだと思う。具体的な話を500回聞いて、その共通項が紛れなくなった時に教えられたことが抽象化されたのだと思う。
でも、新卒なら覚えることが多すぎてそうなるかもしれない。でも、いくらなんでも5人のオトナのチームメンバーと日々情報共有するのに一人500回も教える気になんてなりゃしない。3回でも大変である。
だから教えられる側もできるだけ
今教えてくれた話、他の人も必要かもしれないからどこかに書いてURL共有して
という話を
反復性のある手順は資料化してアクセス容易性の高い場所に置いてください。
というふうに抽象化して考えてもらいたいものです。